近田春夫が週刊文春で、℃-uteについて書いていた。
カバーだなんだと小ばかにしている僕らヲタだけど、
『暑中お見舞い申し上げます』ってのは、やっぱりブランドとしてデカイんだな。
ま、批評のほうは、おおむね理解できる。
同じようなこと思ってたし。
何にせよ、いろんな媒体で℃-uteの文字を見るのは素敵なことだ。
■以下抜粋引用■
要するにマーケティングの心が見え隠れするといったらいいか。
昔のアイドル達はもっと無意識に媚びていたわけでそれがたまらない魅力となっていた。
一方℃-uteの媚びかたはどこか職業的なのだ。とここまで書いてこれは決して批判ではない。”違い”を述べているに過ぎない。
だけれどこの作品が何か物足りないのもまた正直な感想ではある。
というのも”ハロプロ”が面白かった頃、つんく♂のプロデュースには、見事な割り切りと同時にすぐれたおちょくりが散見出来た。
この平成版『暑中お見舞い申し上げます』には残念なことにそうした”遊び心”が全く感じられないのだ。それじゃあつまんないよ、やっぱ。
で、気になったのがc/w曲のタイトル『残暑 お見舞い申し上げます。』なのである。
ホントはこっちで行きたかったんじゃないの?だけど曲がどうしても面白くなかった。
聴いてみてよ。きっと誰でもそう思うよ。多分……。■引用終了■
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そうなんだ。
最近のつんく♂が仕掛けてるカバー曲は、押しなべてつまらないんだ。
…ペッパー警部、カバーYOUの全部、ジンギスカン、暑中お見舞い申し上げます…
オリジナルを尊重と言えば聞こえはいいけど、目新しさもないし、現代である意味も薄いアレンジで、
それこそハロプロが歌うという意味と意義がそこにはない。
過去の名曲を掘り返す試みは良いと思うんだけど。
近田春夫も書いてるとおり、「ハロプロらしさ」がない「つまらない」ものだと思う。
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で、話はC/Wの「残暑 お見舞い申し上げます。」。
はたけの作曲で、まさしく手癖で作ったみたいな、どこかで聞いたことのあるような、それでいて耳には残らない、
言ってみりゃ、しょうもない曲。
かろうじて愛理の歌唱力でもっている…と思います。
℃-ute名義ののシングルで、なぜ愛理ソロを入れたのか? 何故はたけ作曲だったのか?
そんなんはわかんないけどさ。
ただ、このつんくの詞は、「あからさまに泣かせに来ている」のを感じる。
一見、遠距離になるがゆえに別れてしまった恋愛の歌だけど、これは広い意味で「別離の哀しさ」を歌った曲だと思う。
まぁ詞を読めば、しらじらしいほどの「狙い」を感じるでしょう?
偶然じゃないと思うよ。このタイミングで別離の哀しさを歌わせたのは。
★
『暑中お見舞い申し上げます』は、発売日がなんの理由もなくズレたシングルです。
なぜ7月1日になったのか?
そして、C/Wの曲名は、ずっと発表されなかった(決まってなかった?)。
レコーディング自体はツアー中の5月に行われているハズなのに。
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いい意味でとれば、ちゃんと卒業させてあげられなかった栞菜へのメッセージソングだとは思う。
まぁ詞の内容からは、未練と同時に「決別の意思」みたいのを感じないでも無いんだけどさ。
そういう仕掛けをするんだよ、つんく♂は。脳みそ中二だから。
いかんせん、曲が本当につまんない。キレイな曲なのに、なんかつまんない。
聞いたことあるんだよ。なっちあたりが歌ってなかったか?こんな曲。
あ、「22歳の私」だ。似てる似てる!ってアレはつんく♂じゃないか?
うーん、あれはいい曲なんだけどね。似てるからつまんないんじゃないけど、イマイチなんだよな。
でも、本当に、本当に、涙が出る素敵な歌だとも、同時に思うんだよ。
愛理の力なのかな??
要するに、まんまと、してやられてるんだけど。
この愛理の声と歌唱には、とてもとても気持ちが入ってると思う。
きっと、栞菜のことが無くても、ジーンとできた歌だと思う。
★
願わくば、夏-秋ツアーでは6人のユニゾンで歌って欲しいな。
(↑誰でも思うー!)
[いいですね]
くぅ―――――ッ(汗)
シングルVしか買って無かった…(大汗)
次の給料で買おう!
聴きてぇー!
愛理ちゃんソロの泣き歌!
投稿情報: ロー | 2009/07/20 08:27
買うなよー。通常盤がくさるほどあるから、あげる。
明日にでも送りますから。
よろー。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2009/07/20 16:40
うわぁ―
ありがとうございます。
何か貰ってばっかりで、すいません(汗)
投稿情報: ロー | 2009/07/22 00:21