タイトルは真野ブログを真似てひらがなにしてみたよ。←どうでもいいよ
★
怒涛のスタンディングライブ「キュートの日」に参戦しました。
うんとね、セットリストとか内容とかは、いずれDVDが出るので、それを見てください。
そういうデータバンク的なものは、しっかりした商品があとから出るんだから、いらんだろう。
それにネットを徘徊すれば情報として手に入るし。(ピストルさんのブログ「なれのはて」に詳細なレポがあるから)
★
じゃあ、このクソブログには何を書くべきなのか。
自分ができることは何か?
それは、感想しかない。紡ぐものは結局自分の言葉しかないのだな。
★
この期に及んでキャワ!とか感動した!とか、書くまでもない。
そういうものを超越した「何か」がありました。
会場の全員が、口にこそ出さないけど言ってるのです。
梅田えりかにとって最後のキュートの日であることを。
この後追加メンバーがあるにせよ、ないにせよ、℃-uteの、ある意味の歴史の転換点が今日であることを。
鬼気迫る客席。
案の定、開始と同時に前方へ突進。
かまうもんか!と自分もその波に乗りました。デブの汗がロン毛の不快感が馬鹿のヒジが自分を圧迫します。
しかし、ひとつもイヤじゃない。
ここにいるのは全員が℃-uteを愛する馬鹿ばかり。
馬鹿が祭りでふんどし一丁で押し合いへし合い。
そんなものは普通ですから。
岸和田のだんじり祭りに比べてみれば、なんという非武装非暴力。
そして、オーディエンスの期待に120%応える、ツボを突いた選曲。
なによりもメンバーから感じるのは、熱く燃える異様な気合。
赤ではないです。超高温の炎は青を超えて白く輝くのです。
高速で回転するコマは逆に止まって見えるのです。
気合とか興奮とか緊張とかの一切の雑念を超えたとこにある冷徹で冷静な姿。
まさに明鏡止水でした。
何故そう感じたかというと、彼女たちは僕たちなどを見ていなかったのです。
いや、まぁ、見てるんだけど、そういうことじゃなくて、
なんつーか、彼女たちが見つめているのは、この「9月10日」という「場」だったんじゃないかな、と。
ファンがいて、スタッフがいて、自分たちの名前のついた日があって、ステージがあって、
そしてかけがえの無いメンバーがいる。
それ以上でもそれ以下もない、この場所。この幸せ。
メンバーの目にはメンバーしか映っていない。
何度も何度もダンスの合間にアイコンタクトをしてにっこりと笑いあうメンバー。
梅さんの一人MC。
結成当初の時の話とかしつつ、
「まだ、実感は無いけど、私卒業なんですよね(笑)」
舞美のMC。※やっぱり全文書く。俺用の備忘録だ。
自分たちの先にある運命を、決然と。
「3年前は8人でしたが、今年は6人です。めぐと栞菜が辞めて、そしてえりがあと1ヶ月半で卒業します。メンバーが辞めていくのは毎回とても寂しいですが、でもみんな、それぞれの考えや目標をもって辞めていきます。そんなめぐと栞菜を今でも私たちは応援してるし、もちろんえりが早くモデルになる日を楽しみにしています。11月からは℃-uteは5人になりますが、5人になったからパワーダウンしたとか、面白くなくなったとか言われないように、そして、えり、めぐ、栞菜の3人に笑われないように5人で力を合わせてがんばります。これからも応援、よろしくお願いします。」
目を潤ませるなっきぃ(←「いや、あたしは…ドライアイ」とか言いそうだ)。
泣かない!って顔してた愛理。
思い出と未来をかみ締めて、臨み、立ったステージ。
★
この日。会場とステージの一体感は皆無でした。℃-uteは常に僕らの先を突っ走っていました。
いや、目茶苦茶盛り上がってるんだけどね。
なんというか、いつものコンサートのような、一体感からくるカタルシスをまったく感じなかったのです(スタンディングは振りコピできないから…とか、そういうことではない!断じて!)。
「何故届かない!」という渇望。「この日この瞬間しかない!」という焦燥。
僕たちファン1000人以上の、この声を、この手を、この輝きを、この想いをもってしても、6…否、8人の℃-uteの絆の熱さと堅さには、到底かなわないのだ。
そう思い知ったのです。
ただ、ある種のトランス状態にある天使たちが歌い舞う姿をみて、やんややんやの喝采を送るだけなのです。
あぁ、そうか。だから、℃-uteには感動があるんだ。
超越しているからこそ、手が届かないものだからこそ、それを奇跡といい、
それによってこそ、人は歓喜にむせび泣く。
何にだってドラマはある。
ただ、それが見えるか見えないかの差でしかないんです。
℃-uteには見える。
だから、惹かれる。
たったそれだけのことです。
[いいですね]
静かに燃える
そういうの大好きです。
また、明鏡止水 は、
物凄く好きな言葉です。
そう在りたい と日々、思います。
では、明日。
投稿情報: ロー | 2009/09/11 22:40
なんかスゴい!
出来事そのものも、察する尾上さんの心境というか境地というか、それもいろいろスゴいです。
故にそれを体験していないし、もし、体験してたとしても尾上さんのようなテンションとコンセントレーションで立ち会えていたか分からない私はウカツにコメントなどできないのです。
でも…℃-uteってホントにドラマチックですよね…。素敵です…
投稿情報: ドングリーズ | 2009/09/11 23:03