ももいろクローバーの主演映画『シロメ』公開前のイベントに行ってきました。
これは池袋の小劇場(席数160程度)で行われる、予告編上映とトークとライブなので、
まぁ、悪く言えば集金イベントです(笑)。
『シロメ』は普通の映画館で明日からちゃんと公開されます。夏休みの間だけですけど。
つーわけで、オークションで大枚はたいた(定価の1.5倍くらいかな)チケット持って、ゆるゆると池袋へー。
つか、この劇場、昔来たな。芝居見たよ。
さて、小さい小屋だし、客席の傾斜が激しい(ほぼ階段)ので、K列(後ろから2列)でしたが、まぁ見やすかったです。
イベントはまず、メンバーによるミニコント…じゃなくてお芝居があって、
そこから予告編の上映があって、からのー、ライブ&トークコーナーという構成でした。
その、お芝居…というか小芝居というか寸劇は、
毎日主役が変わる方式の連続したストーリーになってて、1回見ただけでは、どうにもこうにもな感じ(苦笑)。
さすが、リピーターだけで形成されているももクロ現場です。
あ、そうそう、このイベントはこの月曜からはじまって、日曜までの1週間やってるんですよ。
つーわけで、僕がみた回は第4話。主人公はれに(紫)。
このれに(紫)が、リハと違うことばっかりして、メンバーを素で笑わせてたようで(MCでみんなが告白)、
さすがの高城クォリティ。いや自由人です。
正直、芝居なのか、コントなのか、悪ふざけ(笑)なのかは判然としないのですが、
子役とかモデルあがりの6人ですし、事務所もデカイですから、そこそこレッスンを受けているわけで、
なんとなく体裁は整っていたかと。セリフとかあんまりカマなかったしなぁ。
で、予告編をさらっと見て、ライブコーナー。っていうか、こっちがメイン・イベントじゃないか?
その割りにスタンディング禁止(会場の問題ね)なので、座って鑑賞でした。
セトリは順番が判然としないので、随時修正しますが、こんなかんじ
★
1ココ☆ナツ
2行くぜ!怪盗少女
3未来へススメ!
MC
4ももいろパンチ
5最強パレパレード(カバー)
MC
6全力少女
7オレンジノート
アンコール
8Believe(カバー)
9走れ!
10あの空へ向かって
Wアンコール
映画シロメの宣伝トークコーナー
★
割とカバーをやらないで、オリジナル曲を中心にしてましたね。
極論、今回の10曲に、シングルのカップリング足したら、アルバム出せるよなぁとは思ったりするのですが、
「怪盗少女」がそこそこ売れたわけだし、売り込んでいく大事な「今」の時期にシングルをドロップしないという、
謎の戦略をとる事務所ですからね。アルバムに関しても慎重なのでしょう。きっと。
そもそも、歌を聞かせるアイドルじゃない…と僕は思ってるので、それでもいいのかな、と。
ライブDVDとか、通販でいいからやってくれないかしら。
そっちのが欲しい!
地方のファンとか開拓する側面としても大事じゃないかしら。おまいつ150人くらいしかいないんだから。
★
ライブはいつもの口パクというか、歌入りのオケを流して、本人もできるだけあわせて歌ってる方式。
とにかくあのダンスですから、とてもじゃないけど歌いながら踊りながらは無理だろうと。
でも、成長させていくなら、そこらへんをどうして行くかがカギだと思うけど。
ま、前述したように歌を聞かせるアイドルじゃないからな。
僕はニヤニヤ見てようっと。
口パクとはいえ、あのパフォーマンスですから、相変わらずの熱い現場でした。
ダンスをみっちり見て、コールしてるだけでも楽しい楽しい!
ま、いうても地下ですから、できるだけ近くで見るものだなーとは思ったけどね。
トークは完全にフリー。あかり(青)が仕切るんですが、基本すぐにgdgdするんです。
けど、各人の個性が楽しいので、かなり見ていられるレベルです。
要所要所しっかり〆るので。
そこらへんは新人離れしてるというか、やっぱり昨年のツアーで鍛えられているんだよなぁ。
なんやかやで2時間弱のみっちりイベントでした。
暴れて、汗かいて…とは違うライブってのに違和感はありましたけど、たっぷりしてて楽しかったです。
正直、汗かけて楽しいけど30分で食い足りない「ハロプロANNEX」とは対照的って感じがしました。
↑画像は、「ココ★ナツ」用の新衣装。セーラー服にビキニの上がくっついてて、フルーツとかがあしらわれている感じ。
一部で「スマイレージっぽい衣装」と評判でしたが、こっちのが安っぽいです(笑)。
かわいいけど。
色違いの6人が、ダンスで軽やかに動いてると、セーラームーンミュージカルに見えてきて、楽しかったです。
さ、次は、日曜日の朝から、シロメ本編&トークショーだ!
え、その前日はBuono!だって? っていうか、日曜もももクロ終わりでBuono!だって!?
あーーー休みてぇなぁ。←オイ!
[いいですね]
ホラー映画のイベントと思いきや、ほぼライブですね!でもなんか充実した内容で面白そう!
しかし、ももクロちゃんのレポ毎回読ませていただく度に、いろいろ突っ込みどころあるし、ユルイし、これに近いものを今のハロプロ(スマイレージあたり)がやったら、尾上さんが長文の批判を書きそうなのに、ももクロだとそのグダグダさが微笑ましいものになり、楽しいからいいじゃんってなっている。
確かにももクロちゃん達の根本にある、基本的に大きい事務所でベースが鍛えられているとか、下済みが長いから根性が座っているとか、あるにせよ、いちばんの大きいのは、信じられるかどうか?ということだと思います。
やはり、尾上さんは、たびたび辛い目に会って、アップフロントはもう信じられなくなっていて、この事務所が行う施策にはすべて懐疑的というか、どうしてもネガティブなイメージで入ってくる、でもももクロちゃんは信じられるし、ある程度、あやしいグダグダがあってもポジティブに受け入れられるのかなぁって思います。
そういう人の気持ちって分かるし、再びハロプロが信用を取り戻すのは並大抵のことでは難しいと思います。
勝手なこといってスミマセンでした!
さて、今日は、この記事にもありますように、13日の金曜日、そして仏滅…ホラー映画のイベントにこの上ない日ですね。
私は赤坂で行われる『怪談新耳袋 怪奇』のイベントで真野ちゃん、梨香子ちゃん、きっか、さあや様に会ってきます!
『シロメ』も観たくなったので近々観に行きます~
投稿情報: ドングリーズ | 2010/08/13 08:29
クサってもハロプロは、アイドル文化(というのがあるとして)は、上位のものであり、
知名度はともかく、人気の熱量や実力ではトップを走っていなくては行けないのです。
今、メディア戦略ではAKBにいいだけやられてますが、
それでもハロプロというブランドは大きく、揺るがないものなのです。
ももクロはしょせんは地下アイドルです。
渋谷のライブハウスを埋めるのが精一杯程度の知名度と実力とファンの熱量しかないのです。
ただ。
ブランドであるがゆえに、失策をやらかしたら、その被害が大きいでのです。
衝撃が大きいのです。
あまつさえ、失策のフォローもしないで、「ファンだからお前らついてくるだろ?」みたいな態度のままの事務所です。
信頼し続けるってのは、なかなか困難です。
信頼ってのは、取り戻すのは大変なのです。
極めて普通のことです。
★
ちなみに、「スマイレージが同じことをやったら…」、とおっしゃいましたが、メガバンクvol.0はこれと大差ないレベルでした(笑)。
会場キャパは2倍ありましたけど。
さすがに口パクじゃないけど。
ていうか、そもそもスマイレージはハロプロです。
ハロプロである以上、クォリティの低いことをしては絶対駄目だと思います。
それがハロプロが10年かけて培ってきたものであり、背負った十字架です。
ハロプロである以上、オリコン順位を10位以下にしてはいけなくなってしまっているのです。
★
ファンを見下し、ファンの期待には応えないアップフロントと、
ファンを利用しつつも、それでもファンと共に盛り上げていこう!という気概の見えるスターダスト。
たとえ演目のクォリティが低くても、僕の「アイドルを応援する」という行為に対して、気持ちがいいのはどっちでしょうかね?
僕は現場に、イルカの曲芸を見に行ってるのではないのです。
良く出来た演目をただ見てるのじゃなく、
共に進んでいける気持ちをもらいに行くのです。
応援って、そういうことじゃないんでしょうか?
僕は少なくとも「援」っていうのはそういう意味の言葉だと思うんです。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2010/08/13 14:29
おっしゃるとおり!全くそう思います。とりあえず、応援というものは心に何か火がつかないと始まらないですから、感じるままに行動すればいいと思います〜
投稿情報: ドングリーズ | 2010/08/13 14:48