2009年9月27日(日)北海道 Zeppe札幌 キューティJUMP!
前回の春ではスタンディングでしたが、今回はなんと自由席での椅子アリ型に!
どうやら福岡でも同じ形式だったらしいです。
理由はいつくか想像できます。
1前回のアンコールでの大暴れで苦情が出た
2チケットが売れなかった(Zeppeはスタンディングで1800入りますが、椅子だと約半分になります)
しかしまぁ、自由席とは…。
整理番号42番でしたが、まぁ例によってガツガツしてる若者たちに先を譲って、年寄りはゆったりと。
でも、空いてました。どセンター3列目が。わーい★
近いなー。中野最前よりもなお近かったよ。
とはいえ、前の席が、マサイ(推しジャンプを延々としてる馬鹿のこと)だったので、見にくくてヘトヘトになりました。
あと、隣が地元民のカップルで、あまつさえ女子のほうだったから、ぶつからないように気をつかっちゃって、もう。
レス?
もうね、レス乞食みたいな? そんなんガツガツしないっすよー。しょっぱいでしょ?(負け惜しみ)
いや、最前列がステージから近すぎるので、爆レスでおなじみのちっさーとなっきぃも、ほぼ最前の人にだけレス。
ちゅうか、あの、愛理ですら、最前にはレスしてました。うん珍しい。秋の珍事だね。
つか、3列目以降って照明が暗いんだよ。多分ステージからはほとんど見えてないハズ(負け惜しみ)。
最後の最後に、舞美が目の前来たから、名前叫んだですよ。思わず。
したら、ちょいとこっち見たかなー?くらいなもんで(普段舞美は、すぐに2階のほう見ちゃうので珍しかった)。
ええ、僕ホラ、大人ですから(負け惜しみ)。……うるせぇ!
★
内容は、とりたてて変更点は無かったですが、
フリートークMCはやじうめ。
お互いのお母さんの天然っぷりをお話ししてくれました。
あ、キューティーガールズの鬼瓦権太くんネタは無しでした。
これはスクリーンがないからだと思われ。でもあのイラスト、大して面白かぁ無いよなー。
代わりに、愛理「大倉山シャンツェで5歳のお子さんが待ってますので、V字ジャンプで迎えに来てください」みたいな、北海道ネタに。
舞ちゃんが「本のタイトルは…マジック●●がんばれ日本ハム」つったり、
メイドコントでも梅さんが「ちょーダルビッシュ…早く帰ってこいよ!」とか、北海道ネタがあちこちに。
あとアドリブで、メイドコントで梅ちさまいがはしゃいだ後で、愛理が「寒~」とか言うと、ちっさーが「普段寒い人に言われたくないー」つって、愛理がちっさーを睨むという、小ネタコンビネーションがあったり。
こういう小ネタは、愛理が地味に多くて、あとは梅さん、マイマイ、ちっさーの面白チームがやっぱり多いなー。
でっかい失敗とかもあまりなく(愛理が歌詞まちがえてたな)、ストンプも成功しました!
★
最後の「都会っ子」を聞いてる時、やっぱり涙が出そうになりました。
とても楽しい時間だったのに、とっても悲しくなったのです。
理由は、愛別離苦。
★
山本正之というシンガーソングライターがいます。
ヤッターマンをはじめとする、タイムボカンシリーズの歌を作った人です。
アニメのそういう歌だけじゃない、彼の描く世界観が大好きで、一時期よくコンサートに行っていました。
いまだにアルバムは買ってます。
そのコンサートのアンコールで山本正之が決まって歌う…歌詞があります。
普段持ってるマーチンのギターも、マイクすらもたないで、生の声で。
その時その時で、いろんな歌を歌うんです。たぶんメロも詞も即興なんだと思います。
でも最後の歌詞は、いつも「愛別離苦」と歌うのです。
そして両手を広げて、胸に手を当て、深々とおじぎして、コンサートは終わります。
★
愛別離苦(あいべつりく)は、仏教世界で8つあるとされる人間の苦しみのひとつです。
まず、生・老・病・死の四苦。
その下にくるのが、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦の四苦。
あわせて、四苦八苦。
五蘊盛苦(ごうんじょうく)は、体や心の欲望が適えられない苦しみ。
求不得苦(ぐふとくく)は、欲しいモノが手に入らない苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)は、憎み怨む者と出会わなくてはいけない苦しみ。
そして、愛別離苦は、愛するものと別れなければならない苦しみ。
★
楽しい時間だったのに、なぜ苦しみにまみれなければいけないのか。
それはハロプロが、生きるコトそのものの縮図だからだと、えーっと、僕はようやく「分かりました」!
いくら望んでも、ハロプロは僕らの思い通りにはなりません。
いくら望んでも、卒業公演のチケットは簡単には手に入りません。
いくら嫌でも、プロデュースサイドの愚作と向き合い、憎み、うんざりしなくてなりません。
なにより、
いくら愛しても愛しても、別れる時間がくるのです。
そして、卒業という新しい世界で再誕しようとがんばるメンバーを見送って悲しみ。
脱退という「死」を見ることを強いられるのです。
すべてが苦しみにまみれているからこそ、あの舞台の上は輝きに溢れ、笑顔と感動しか無いのでしょう。
℃-uteの金色の衣装が、僕には菩薩だの如来だのに見えたとか、見えなかったとか。
とっぴんからりのぷう
自由席とは驚きです!でもセンター3列良かったですね。その近さは大人でもレス欲しくなりますよぉ…!(笑)
北海道ネタを取り入れたコントの様子がよくわかる楽しいレポ、サンキューです。なんか目に浮かぶっていうか幸せのおすそ分けいただきました。
山本正之氏は、尾上さんのようにコンサートとか行ったことないですけど、昔から大好きです。『嗚呼!逆転王』とかシングル買いましたもの。
銀河旋風ブライガーの「飛び交う~ブ・ラ・イ・スター!」
とか
黄金戦士ゴールドライタンの「戦う!戦う!世界は~お・お・ぞ・らぁだー!」
のところみたいに、後半、握りこぶしをつくりながら、バン!バン!バン!とリズムが刻まれる演歌的なクライマックスがあるのが、ほんとカッコイイですよね~
愛別離苦…
深いです。キツイです。でもそういうことですよね。よし!
投稿情報: ドングリーズ | 2009/09/27 22:35
[這個好]
菩薩は的確な気がします。
泥の中から美しい花を咲かせる蓮華は、仏教で用いられる代表的な花ですし。
この不浄なる世界で、健気に、そして美しく強く前進する天使の様な少女たちは、真に蓮華そのものではないでしょうか!
常楽我浄!
全てを受け止めて、尚 楽しむ心だけに見えるまぶしい未来が、
きっと有るハズです。
投稿情報: ロー | 2009/09/28 02:10
正之先生(昔はそう呼んでいました)のライブは、段々と閉鎖的になってしまったのがイヤになってしまい、僕が就職したのもあって行かなくなってしまいました。
箱小さいからチケットも取れない!いまだに!ハロプロは楽だわ本当。
いつ行ってたんだって?
90年から92年くらいまでです。高校生から専門学校の時代ですね。
オリジナルアルバムは「山本正之88」がやっぱりバランス的に一番良くできてると思います。アニメ成分多いけど名盤です。廃盤ですけど。
一応、発売してるCDは(楽曲提供のサントラ含めて)コンプしてます。オタクですから。
★
愛別離苦。
ずっと書こうと思っていた話でした。
僕たちは何もできないけど、彼女たちを愛することはできる。
でも愛したらその分苦しくなる。
じゃあ愛さないのか?否である。
愛とは何か? 無償の行為。ひたすらの思いやり。
最前列も、二階最後列も、同じコンサート。御仏の心の前では等しく同じ。
カニカマも、タラバ蟹の脚も、同じ食べ物です。値段だなんだは市場の原理でしかありません。
ただ、あるがまま。
会うことができるコンサートの日に感謝をして、精一杯楽しむのです。
僕たちにできることはそれだけ。
それでも愛別離苦は付いて廻るんです。だったらせめて今を楽しむべきじゃないのかな?と。
ま、悟ったようなこと言ってますが、本当に梅さんが大好きだったんです。あんなキレイなのに面白い人は他にいないよー(泣)。
それだけなんです(涙)。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2009/09/28 02:18
思えば、愛理のおいしー顔は、弥勒に似ている。
口がでかい事を除けば、だが(笑)。
え、北海道の感想?
うーん、イクラってプチプチした食い物じゃなかったんだな。
37才で知った事実。
口に入れると瞬間で溶ろける食い物だったよ。
東京で食ってるイクラは、全部、育ちすぎで皮が硬かったんだ。
美味しんぼ的に言えば。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2009/09/28 02:23