唐突に、枕も無く書きます。
音楽が生み出すヴァイブスってのには「力」があって、
心を高揚させたり、ある種のセラピーになったり、感動を生んだり、戦争がデカルチャー終わったり、するものじゃないですか。
ジャンルに関係なく、音楽の力ってスゴイものだと思うのです。
今回の℃コンでも、マイマイが最後に言っているじゃないっすか、「℃-uteの音楽で会場が一体になった」って。
そういう感動って生まれるんですよね。本当。
先日のメロン記念日のGIGでも、僕はそれを強く強く感じまして。
3つのロックバンド(世代もバラバラ、細分化すればジャンルも違う)と、メロン記念日がすばらしい一体感を生み出した時。
もちろん会場中が、熱く燃えて大変なことになった。
あれがグルーヴってのかな?
音楽は「絆」を生み出す。音楽で人は争いを止める事ができる。だから音楽は「愛」だ。
そういうのを本気で信じれたんです。今も信じてますけど。
ただ、そんな理想論でしかないようなものの具現化を見ることができた感動とともに、
フと立ち戻ると現実の煩雑さが襲ってきまして。
なんつーか、バイオリズム的なものが、ちょっとまた落ち気味になってきた。
うーんダメ人間だなぁ。
いろいろちょっと困ったことになったり、仕事で、この先の展望がややしんどいのがわかったりしたのもあるんだけど。
ぶっちゃけ金ないとかもあり(笑)。
いまだに体調が悪いのも関係あるかな。
ゆえに、今ちょっと気力ゲージが低いのです。
「℃-uteを聞けば!」みたいなのは、またちょっと違うので、早急な結論は待ってね。
滋養(=℃-ute)ってのは、要するに飯なわけで、飯も食いたくない時ってあるじゃない?
そういう感じなのかな、と。
僕にとって、今、必要なのは℃-uteじゃないんだろうな。
実際問題、最近は℃-uteを聞いていません。ipodでも飛ばしちゃいます。
じゃあ何を聞いてるのかっつったら、メタルなんだけどね(苦笑)。
その中でも、Helloween(ハロウィーン)のベスト盤「アンアームド」は、何度と無く聞いてますなー。
これは、矢島舞美の誕生日にプレゼントしちゃったという、神をも恐れないアルバムなんだけど(写真)。
僕が、なんでそんな暴挙に出たかっつーと、メタルではあるんだけど、全11曲すべてがリ・アレンジされてるんです。
どんなアレンジかっつーと、クラシカルなオーケストラだったり、アコースティックだったり、ものすごくポップス風だったり。
元の、ギターがズキャズキャ! ベースがズドドドド! ドラムがダダッダダッ! ボーカルはハイトーンでアーーーーー! みたいな、いかにもメタル的とっつきズラさがすごく無くなってて、
元々の歌メロのキレイさがとっても堪能できるアルバムなのです。
ハロウィーンは「クサメロ(クサいメロディ)」、もしくは「メロスピ(メロディックスピードメタル)」と呼ばれるジャンルの元祖みたいな連中なので、メロディの美しさはホントに折り紙つきに素敵なのですよ。
もちろん、ギターもベースも唸っているし、ボーカルもいつもどおりっちゃぁ一緒なんだけど、
ほとんどの曲のテンポが落としてあって、それが「やや大仰なポップロック」くらいの感じになってて聞きやすいのです。
ボーカルのアンディ・デリスは、ややダミ声ハイトーンという本来は「メタル専用」みたいな声の人なんですけど、
その彼が、まるで演じているように、語りかけてくるように歌っていて、
とても素敵で表現力に溢れてて、「なんだよ、いいヴォーカリストじゃないか!」と思えたのです。
ダミ声が個性的な声にまで昇華しててねぇ。本当、役者さんのようでして。
そーゆー意味でも、万が一、ちゃんと舞美の手元に渡って、億が一、彼女が聞いたなら、ちょっと面白いかなと思ったアルバムだったのですよ。
舞美、結構洋楽聴いてるみたいだし、抵抗はないかなーと。
そんな思い入れとかもあって、Helloweenばかり聞いています。
気分がすぐれない時に、仕事に関しての不安や体調不良、金銭的な悩みはヘヴイですよね。
全面的に無理の無い選択で、御自愛くださいませ。
サボれる事はサボっちゃえ。
投稿情報: ロー | 2010/04/15 01:25