ユキーデ師範、ドングリーズ先輩が、すっかり消えかけていた娘・熱を復活させたという、
春のモーニング娘。コンサート。
どんなもんなんだろうなぁーとか、うすぼんやり思っていたのですが、
Y野さんが、千秋楽チケットを譲ってくださったので、サクサクと行ってきました。
「僕が行っていいんでしょうか? このチケット転売したほうがよくねぇ?」
そういうふうにも思いましたが、ハロプロの「今」を知るには、やはり見ておかないといけませんから。
あと、チケット売ったら、隣のS川さんが悲しむかなーとか思ったり(笑)。
すでに、何が目的なのか、すっかり良くわかりませんが、まぁ、見たかったんです!
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内容・衣装・おもしろ感想などは、ユキーデ師範の記事を参照してください。
で、僕の感想。
新曲には、正直いろいろと思うところはあったけど、「やはりモーニング娘。はスゴいライブグループだっ!」という認識を改めました。
先日ライブハウスで見たメロン記念日(このレポ、書きたいんだけどなー)すら凌駕する、熱さと激しさ。なによりもかっこよさ!
そこは偽り無く。ハイ!
特に、愛ちゃんの表現力のハンパ無さ! 「リゾナントブルー」だったかな?で、跪いて熱唱する姿には圧倒されました。
さゆみん(髪を後ろでひとつに束ねた時が素敵)の美しさには、望遠鏡持ってこなかったのを後悔しました。
亀井さんは本当にキレイでねぇ…。胸があと5、いや3センチあったらグラビア界の歴史は変わっただろうに。
あぁ、いや、顔だけでなく、歌唱面もいろいろ思いました。
まず、ジュンジュンとリンリンの歌声がすごくきれいになってることには驚きました。
発音もそうですが、発声が変わったんじゃないかな、と。
特にリンリンは、集団の中でもちゃんと存在感を感じるボーカルに思えました。…あ、パート少ないんだっけ(笑)。
亀井さんの声の素晴らしさは個人的な好みでは愛ちゃんガキさんを凌ぐので、ライブだとパートがハッキリわかって良いなぁ、と。
ドングリーズ先輩が書いてることに反論するんじゃないんですが、
「恋レボ21」を聞いた時、正直「うわ!新人公演みたいwwww」と思ったんですよ。
別にオリジナルメンバーがどうってことじゃなくて、技術的な意味でキレイすぎてモノマネ王座決定戦に感じたのです。
ただ、そのあとのヒットメドレーは、曲の繋ぎとか、ダンスとかの演出含めて、すごくかっこよくて、楽しくて、最高でした。
このライブのある種の頂点が「ここにいるぜぇ!」でしたから、自分的に。
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あまり褒めてると、僕っぽくないから、ここからはクサしますー(笑)。
あえて娘ヲタが読むのを前提にしつつもクサします。だって感想だもん。
この日のPVは、新曲の「青春コレクション」でした。
んー、ハッキリ言って、詞も曲もつまんなかったです。
特に詞が駄目だったです。印象的なフレーズが一個もなくて。
PVも青空野外でフォーメーションダンスとか、AKB48のパクリみたいな能無しPVでした。
あ、『キャンパスライフ~』よりは良かったですYO。ちゃんと青空だったし☆
ちなみに愛ちゃんがMCで、「プロモーションビデオ」を「ミュージックビデオ」、と言い直してました。何故?
まぁ、つんく♂先生も、いろいろ限界なんじゃないかなーとは思います。
そもそも「元気ピカッピカッ!」をシングルにしない、その神経を疑いますよ僕は。
あと。
いろいろ言いたいことがある新曲とは、「あの日に戻りたい」「大阪美味いねん」「大きい瞳」の、期メンバー別ユニットの曲です。
それぞれ、「辛気臭い」「スベってる」「インパクト薄いなー」という感じで。
あくまでも初見で、しかもライブでの印象ですけどね。CDで数を聞いたら評価変わると思うんですけど。
それとね。
いままでなんとなく感じてた事で、じつは目をつぶってた(耳をふさいでた)事なんですけど、このライブで本当にそう思っちゃったんで、書きます。
異論・反論待ってます。
田中れいなって、歌、ヘタじゃねぇ?
きゃー言っちゃったぁ★
あのね、説明しますね。
例えば、なっきぃみたく声がひっくりかえったり、熊井ちゃんみたく棒読みかよ?みたいなヘタさではないんですけど、
歌に表現力が感じられないんですよ。
「かお」を「きゃお」って言ったりする、いわゆる「つんく♂歌唱」のせいかとも思ったんです。
あの、独特の鼻にかけたようなブリブリした発声のせいかとも思ったんです。
でも違うんです。そこらへんは些細なことなんです。
多分、音符には正確なのかもしれないんですけど、歌声に感情がのっていないというか…。
この日の田中れいなって、バラードも、切ない曲も、弾けた曲も、全部同じ歌い方だったんです。
「れいなはいつもそうだよ!」
きっと、れいなヲタが身内にいたら、そう言ってくれるかもしれません。
なら、僕はこう返します。「それは歌がヘタってコトなんだ!」って。
森重だっけかな、ベテラン俳優がミュージカルについて言ったコトを思い出したんです。
「芝居のセリフは歌うように言え。歌は聞き手に向かって語りかけるように唄え」。
よく、℃-uteあたりがインタビューで言いますよね。
「歌の主人公になりきって」とか「主人公の気持ちになって」とか。
きっと、普段の歌唱指導で言われてることだと思うんです。「歌詞を理解する」とかね。
それって、まさに「語りかけるように唄え」ってコトだと思うのです。
なんかですね、そのれいなが気になっちゃった段階で、途中から気もそぞろになってしまって。
れいなを見ないようにしたり、それでもやっぱり見ちゃったり。
あと、後ろの席の「オレもオレも厨」が、マジでうるさくて歌声が聞こえなかったりしてねぇ…。
コンサートは環境も大事ですから。はい。
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なによりこの日ガッカリ気分になっちゃったのは、
開場時間過ぎにサンプラザに着いたら、
時計塔前の階段に大量の500mlの缶ビールが放置されてたことですね。
ベリキューの現場ではあまり見ない風景だったので、すごく悲しくなりました。
[いいですね]
感想は人それぞれいろいろでいいと思います。
私が感動した『恋レボ』と尾上さんが『モノマネ歌合戦』と感じた『恋レボ』は全く同じものですが、感じ方は違って当然なのです。でもそれは、私の価値観が汚されたわけではないと思います。まぁ感動が共有できなかった残念さはある程度ありますが、ズバッと切られる痛快さもあります。知り合いが10人いたとして、このコンサートを10人が同様に感動する方が気持ち悪いです。
もともと感動のスイッチなんてハッキリしないものです。実際、私なんて何かとB級趣味ですから、人がくだらねぇと途中退席してしまうような映画で号泣し、DVDまで買っちゃたりします。
いろいろな意見を交わすのがこういうコミュニティだと思いますし…。
投稿情報: ドングリーズ | 2010/05/07 00:20
うん、まぁ、しょうがないンですよ。
「感動」というのは「思い入れ」に比例する「方程式」だと思うので、
僕とドングリーズ先輩が同じ曲に同じ深さで思い入れていないと、感動のベクトルは合致しないもんだと思います。
逆に僕は、エッグたちの「恋レボ」を見たら感動すると思います。エッグへの思い入れ過多ですから。
この日、モーニング娘。そのものへは複雑な感情がある僕なので、できるだけ冷静にコンサートを楽しみました。
で、冷静な感じでいられなかったのが、「ここにいるぜぇ!」と「みかん」とかだったんですよ。
そう感じさせてくれた娘。の力は、やっぱりすげぇと本気で思いました。
ちゅうか本当に、途中から田中れいなが鼻について鼻について…。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2010/05/07 01:50