清春が、再びSADSとしてシーンへ復活しました!
今年1月くらいに復活の発表があって、
5月くらいの渋谷(℃のCCレモンイベだっけ?)で、ラッピングバスで武道館公演を宣伝してましたっけ。
というわけで、復活コンサートを経てドロップされた、復活作「THE 7 DEADLY SINS」!!
七つの大罪を意味するこのアルバム。やや厨二(笑)。
いやーーーめっちゃくちゃカッコイイ!!
退廃的で、ヘヴィで、ダークで、ラウドで、スラッシーで、幻想的で、淫靡で、それでいてカラフルな印象がある楽曲群。
ダウンチューニングで歪んでるギターっつーか、ドラムの音のがでかい音作りとか、なんというか待ってました!な感じ。
正直、後期SADSのミドルチューン群&やる気なさげなバンドの空気感には、
嫌気がさして離れてしまったファンである僕なので、
楽曲的にそこらへんの延長であった彼のソロワークスにはさして興味が無かったのです(清春の「防人の歌」は聞いたらやっぱり良かったんだけど)。
黒夢の、あの最後の断末魔にも似た輝きを体感してしまっている以上、それ以降は燃えカスというかね。
セルフカバーアルバム&コンサートとか、復活/解散コンサートとか、まぁCDやらDVDでは聞いたのですけど…、
いや、それはそれで良いモノだったのです。
ですけどね。
なんというか「意図的に時間を止めている」のが鼻についちゃってさぁ。
過去の楽曲をそのまま丁寧にやるのです。
解散コンサートも、あの時のツアーそのままのセットリストでやるという、ね。
本人は、「ヴォーカリストとしての成長」を見せるためにやってたみたいで、
過去のファンに媚びてるわけでもなんでもなかったみたいなんだけど、
やっぱり、いくらクォリティが高くても「蛇足」みたいなモノやってちゃいかんだろうと、僕個人は思ってて。
まぁ、復活/解散武道館コンサートの現場に行ってたら、また違ったんでしょうけど。
そんなわけで、最新型のSADSの音楽は、見事に自分のツボにハマる完成度でした。
黒夢でいちばん速くてラウドな『CORKSCREW』と、SADSのダークさの極み『BABYLON』を融合させたような1枚。
そういう意味では清春のいいとこどりというか、
共に頂点だった時期の作品の直系的な内容(音作り、歌声、空気など)なわけで、
彼がこれを持ってして、どこに突き進もうとしているのか、と、非常にニヤニヤと楽しみになってしまうのです。
うーん、アルバムを表現するのに自分の語彙が付いてイカねぇ。
すっかり傾倒してしまってるので、分析もできねぇっす(笑)。
今日1日、アルバムをリピートしっぱなし。すでにiTunesでは「キャンパスライフ」よりも回数を聞いてます。
いやーーーすげぇよ清春。かっこいいわ。
41歳で二児のパパだもの。バカボンのパパといっしょだもの。
なのに、コレだもん。
[いいですね]
このジャンル詳しくないですが、41歳のパパ、カッコ良すぎですね〜 私も45歳のパパなんですけども…(^-^;
投稿情報: ドングリーズ | 2010/07/15 09:35