2009年10月18日(日)℃-uteコンサートツアー夏-秋「キューティーJUMP!」
中野で行われたコンサートの2日目。
だらだらしていた僕に喝が入りました。
「中島早貴インフルエンザのため、本公演をお休みします」
先日、Berryz工房は5名もの感染者を出し、仙台公演を延期にしたばかり。
ついに℃-uteにも! 千秋楽まで、えりかちゃんの卒業まで、あとたった3日・6公演しかないのに。
神は、どこまで℃-uteに試練を与えるのでしょうか?
Berryz工房の選抜から漏れ、グループ名も与えられず、持ち歌のないままのインディーズ活動、メジャーデビュー直前のめぐ脱退、そして栞菜の休業>脱退。
もちろん、努力が報われた瞬間だっていくつもありましたけれど。
そんな、山あり谷ありの峠の道を、雨風を凌ぎ、力をあわせた団結で突き進んできたグループなのに。
まだ足りないのでしょうか? 満ち足りてはいけないのでしょうか? 平穏無事ではいけないのでしょうか?
小さな希望の灯火は、まだ大きな光りには達しないのでしょうか?
「納得がいかない」
そう憤ってしまいました。
中野夜公演を見るまでは。
そこには、堂々と胸をはって、いつも以上に熱く、激しく、楽しそうに歌い踊る5人がいました。
★
フォーメーションをいっさい崩すことなく、否、中島早貴不在の穴を、むしろ+へ転化させるパフォーマンスには、ただ圧倒されました。
特に、モップを使ったストンプでは、居ないことを笑いにすることで(岡井ちゃんがひとりではしゃぐという)完璧にフォローしました。
なにより、昼では「20勝1敗」とテロップが出たのに、夜公演で成功したら「19勝1敗2分け(中島不在のため)」に変りました。
これはスタッフの遊び心ですが、とてつもない優しさを感じました。
なっきぃがいないことは、一人休むということは、完全な℃-uteじゃない、ということ。
なにより負担に感じているだろう中島を気遣っての処置だったと思います。
★
「もっともっと、声を出してくださーい!」
「みなさーん!世界で一番のジャンプをしてくださーい!」
今まで見たこと無かったほど客をアオリまくった岡井千聖。
微塵もゆるがない矢島舞美の笑顔。
常に全力の鈴木愛理。
冷静に、そして精一杯に自己を表現する萩原舞。
そして、梅田えりか。
卒業の瞬間まで、彼女のソロは聞けないと思っていました。
澄み切った伸びやかな歌唱を、コロコロと鈴が転がるような美しい声を、耳に、記憶に焼き付けたかった。
それはファンなら全員が思っていたことでしょう。
想いは形になります。魂は共鳴します。
中島早貴の欠席は思いもよらないサプライズを生み出しました。
「タイムカプセル」
なっきぃとえりかちゃんが二人で歌うハズだった曲は、彼女のソロになりました。
なんという奇跡。なんという粋な計らい。なんという美しい声。
セレモニーも、特別な曲も、演出上やることができない、でもこの日は東京での千秋楽です。
真の千秋楽を見れない東京のファンへの贈り物だったわけです。
犯罪でもいいから録音したかった。そう思うほどでした。
★
神からの試練。
結果は、この土日までわかりません。
しかし、インフルエンザが勝つことはないでしょう。
この子たちには絶対負けない根性があるんですから。
そう、こんなにも強くなったんです。
小さな光を抱きしめ、進み行く道はまだまだ先があるのです。
ここはほんの通過点。立ち止まっているときじゃない。
千秋楽、余裕で大成功ですよ。
「一念岩をも通す」と言いますしね。
6人で無事に千秋楽を迎えられるからこそ、この日、なっきぃは休んだのです。
えりかソロを東京のみんなに届けるために。
ま、逆説ですがね。
[いいですね]
読んでて涙出た。
もうすぐですね。
目一杯でいきましょう!
投稿情報: ロー | 2009/10/22 15:16
ホント、このライブ凄かったです。涙出ました。行けてよかった!
ちっさーカッコよかった、ステキだった!
大阪のラストには行けなくて残念ですが、東京のファンにも十分素晴らしい梅田えりか東京ラストステージになったと思います。
投稿情報: ドングリーズ | 2009/10/25 18:05