先日、2010年6月24日に、有原栞菜改メ「栞菜」が、ある芸能事務所へ所属しました。
ブログも開始し、これから芸能活動を行うようです。
有原栞菜が、℃-uteとハロー!プロジェクト、そしてアップフロントエージェンシーを辞めたのは、2009年7月9日付けのこと。
(3つが同日であるかは不明だが、ここではそういうことにしておく。ソースがないので)
約1年の空白。
何故、今になって?
何故、その事務所?
何故、ああいう辞め方だったのか?
これからどうするのか?
そして、栞菜の気持ちは?
わからないこと、知りたいことがたくさんあります。
言い方はアレですが、僕にとっては成仏してしまった女の子なのに。
うれしいとか、うれしくないとか、そういう気持ちでは無いです。
ただ不可解。
そして何よりも、彼女復活の一報を聞いた僕の最初の気持ちは…
不愉快でした。
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というわけで、
極めてインサイダー的に入手した情報を、そして記録と考察を、ここに書いておこうと思います。
記憶があやふやになってしまって来ているので…。
あ、信じないでください。
嘘を書いている可能性もありますし、インサイダー情報そのものが誤報の可能性もあります。
なにより、考察という名の推測が、たっぷりキナコ餅のキナコのようにまぶしてありますから。
さて、どこから書いたものか…。
まずは、導入からいきなりの解答です。
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有原栞菜が休業したのが2009年2月28日。
その理由は外反母趾などではなく、ジャニーズJr橋本くんとの恋愛によるペナルティでした。
ちなみに熱愛(←笑)発覚したきっかけは、2008年7月末発売の「BUBUKA9月号」。
ただ、わからないのは、7月の恋愛発覚からペナルティの発動まで約半年あることです。
その間には、シングル「FOREVER LOVE (2008年11月26日)」と、
アルバム「④憧れMy STAR (2009年1月28日)」が製作・リリースされています。
それらには栞菜は参加しているわけです。
これは、単純に決まっているスケジュールを消化しただけだったのか、あまりにペナルティの対応が早いと、この一件が「恋愛=ペナルティ」だと勘繰られるから、それを隠すためだったのか。
はたまた、よく言われるジャニー●陰謀論なのか?(詳細不明)
ま、どれでもいいんですけど。
とにかくハッキリしてるのは、2月からの休業期間の中で栞菜は辞めると、腹を決めたことです。
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では、そもそも、なぜ辞めたのか?
有原栞菜は、14,5歳の女の子です。
アイドルにあこがれていた女の子です。
多感な思春期の女の子です。
ハロプロエッグから、突然℃-uteに抜擢された女の子です。
彼女にとってグループに居ることは大きなチャンスだったハズです。
コンサートもできる。
CDも出せる。
お芝居もやれる。
テレビやラジオのお仕事もできる。
ポジティブに考えれば、自分の夢をちょっとずつでも実現できつつあったハズなんです。
仲の良くなった仲間との結束も出来たろうに。
しかし。
逆に言えば栞菜とは、「℃-uteに誰かの都合で加入させられた女の子」でもあります。
「最初メンバーになじめるか不安だった」と、事あるごとに言ってたように、おそらく不安とずっと闘っていたと想像できます。
それを支えたのは「自分は選抜された」という自信だったんじゃないか、と。
で、加入してみたら、スゴイ現実が待っていた。
「自分はなんで選ばれたのか? なんのためにココにいるのか?」
そう思っても不思議じゃない、キツイ現実が……。
例えば、Buono!。
例えば、きらぴか。
例えば、ロビケロ。
例えば、安倍さんとのユニット。
例えば、HIGHT-KING。
彼女の在籍期間中、ハロプロではいくつかの選抜ユニットがありましたけど、℃から選ばれていないのは…栞菜と梅さん。
(※それを言ったらベリなんてなー!という反論は、理解するけど趣旨が違うのでパス/笑)
たまたまかもしれない。
運なのかもしれない。
でも、ひとりのアイドルの少女を不安にさせるだけの要素はテンコ盛り。
「自分は、認められていないのではないか?」
多大なストレスがあの華奢な体にかかっていたのだと想像すると、僕がむしろつらくなってきます。ってなんでやねん。
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以上の考察の裏付けとは、今回得た情報です。
辞めた動機に関して栞菜はこうハッキリ言ったそうです。
「鈴木愛理ちゃんにどうしても勝てなかったから。自分は一番になりかったけど、それができないことが、実力も、周りの対応も、全部が違うことでわかったから(意訳)」…と。
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実力。
そればっかりはいかんともしがたいです。
天性のモノというのがありますしね。
ここで重要なのは「周りの対応」の一言です。
やはり事務所からの扱いが、かなり違っていたそうなのです。
うーん。
「それはしょうがないじゃないか?」とか、
「みんなそういうのを我慢してやってきてるじゃないか」とか、
まぁ反論というか、そういう言葉はいくらでも思いつきますけどね…。
格差。
というのは、やっぱりグループアイドルの場合、避けて通れないものなんでしょうね。
しかし、やりきれないものを感じます。
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もうひとつ。今回得た情報から。
栞菜は、買い物中にスカウトされたそうです。
しかも梅田えりかさんといっしょにいる時。
時期は不明ですけど、梅さんといっしょだった時だそうです。
そのスカウトに栞菜はのっかったわけです。梅さんは「事務所に所属することになっているので…」云々と言って断ったそうです。
で、新事務所さんと栞菜の話し合いの中で、地下アイドル「アイドルカレッジ」の新メンバーとして売り出すか? という話にもなったそうです。
(※なぜアイドルカレッジなのか、というのは、その事務所さんがアイドルカレッジの興業にかかわっているから、だそうです。別にアイカレメンバーはこの事務所の所属ではないのですが)
そんな中、面接で事務所のスタッフさんは尋ねたそうです。
「あなたにもプライドあるでしょう? いままでとは全然違う活動になるよ? 大丈夫? 握手してツーショット撮ったりしてナンボみたいなところがあるよ?」と。
非常にぶっちゃけてますねw
そこで栞菜から帰ってきた答えは、
「…握手、嫌いなんです」というものだったそうです。
そうか。
そうだったんだ。
ヲタによる握手無視事件を思い出しますが、あの事件があったから嫌いになったのか? 元々嫌いだから握手会の対応が悪かったのか(僕個人は、対応悪かったことはないですけど)。
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さて、最後は「卒業」と「脱退」について。
おそらく、栞菜は休業期間に事務所との話し合いをしたと推測されます。
今後どうするのか。とか。
その結果。
「卒業」ではなく「脱退=解雇」となった。
今までの事例を見るにつけ、あの事務所の線引きは「脱退は本人の希望によるもの」で、「卒業は事務所が用意した道」というのがあるっぽいです。
この栞菜の事例の場合、ペナルティへの空白期間を半年取ってたり、外反母趾という言い訳を用意していたように、事務所は、明らかにファンの感情を考慮した対策を取っていたと思うのです。
そういう意味で、事務所としては栞菜を引き留めていたんじゃないかと想像されるんですが…。
だとしたら、ちゃんと卒業をさせてもよかったのに。
卒業と同時に引退した(させた)人だっているわけだし(紺野、あさみ、みうな等)。
卒業後も事務所が私生活に介入するわけでもないだろうし。
なぜ、「脱退」だったのか?
おそらく、事務所との話し合いがこじれてしまっていたんじゃないかと。
栞菜自身に「あそこに戻りたくない」という気持ちが強くなってしまったのではないかと。
仲間との結束や、輝くスポットライトや、大好きな歌を棄ててもイイと思わせた要因がある、あの場所がもう嫌だと。
先の新事務所での面接の中で、栞菜はハッキリ言ったそうです。
「私は解雇なんです」と。
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実力で勝てない現実。
事務所推しメンとの格差。
アンチヲタの対応。
握手の強要。
そのほか、表に出てはないであろう、もろもろのストレス。
ハロプロメンバーなら、否アイドルならば、誰もが戦っている(と想像される)ことではあります。
まっとうなファンの声援では、もはや、あの時期の栞菜を支えられなかったのでしょうね。
できれば彼女には、アイドルとして、ファンの声援に応えることで、自分の存在価値を見出してほしかったです。
ソレができるからこそ偶像は輝くのに…。
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カタチは違えど、またこの世界へ帰ってくることを選択した彼女の気持ちはわかりません。
栞菜本人に怨みもつらみも無いですけど、僕個人は喜びは感じません。
むしろ、見たくなかったさまざまな暗部の裏づけが出来てしまったことに、ガッカリ…不愉快に感じました。
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えー、ストレス社会なんてことを昨今よく言いますが。
14,5歳の女の子が夢を棄てることが出来て、それでいてまだ夢が燻り続けてしまうような、中途半端な決断を強いてしまう、恐るべきストレス。
僕らの声援と笑顔は、彼女たちを支える要素でもあるのですが、同時に僕らの存在は、彼女たちにストレスを与える可能性もあるのです。きっと。
そうで無いようにしたいけど。そうなんでしょうね…。
[いいですね] それを言ったらベリなんてなー!
投稿情報: A | 2010/07/03 15:42
そうですか、
帰りたくない℃-ute と云う場所だったかも知れない…、と、
栞菜について何も考えなく成っていたので、複雑です。
自分の中に勝手な栞菜像を創っていた様で…、
何か残念な感じ…。
投稿情報: ロー | 2010/07/04 09:48
[いいですね]
憶測も含まれているかも知れませんが、だいたいこの通りなのではないかと思います。
カンナ、いいキャラだったのになぁ…そうだったのか…重い話ですね。
「僕らの声援と笑顔は、彼女たちを支える要素でもあるが、同時に彼女たちにストレスを与える可能性もある」
誰を応援するにしても、このことはいつも頭の片隅に置いておかなければと思います。
私も独りよがりに、自分の満足感だけで、「握手60回したーっ」とか書いていましたが、もしかしたら、こういうことが、タレントのエネルギーをどんどん消耗させる行為なのかもしれません。
彼女たちに元気をあげるための応援が、彼女たちの元気を奪う応援にならないよう、いつも考えてファンを続けていきたいと思います。
投稿情報: ドングリーズ | 2010/07/04 12:46
[いいですね]
まあ、MMRくらいのバカ推理ですから。みんな信じないように!
でも、なんか、しんどいやねぇ…。
投稿情報: 尾上@地底探検隊 | 2010/07/04 21:23