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人気アイドルの握手会で、「剥がし」と呼ばれるスタッフが、ファンから大ブーイングを受けている。女性や老人も容赦なく“突き飛ばす”という「剥がし」とは、一体何者なのか?
5月某日、一時期より人気は衰えたものの、いまだに根強いファンが多い少女アイドルグループの握手会が某所で行われた。コアな男性ファンを中心に幅広い年齢層が行列をなしたが、長時間並んで握手できた時間は、わずか5秒足らず。ファンの1人は憤懣やるかたない表情で、こう話す。
「このアイドルグループが所属する老舗事務所の握手会では毎回見られる光景ですが、握手するファンの背後に無表情で立ち、握手した瞬間に追い立てる男性スタッフがいる。これをファンは『剥がし』と呼んでいます。危害を加えそうなファンからアイドルを守るのなら分かりますが、一般のファンに対しても、まるで嫌がらせでもするかのように肩を握り、せき立てるのです」
実際、握手会の様子を見ていると、ファンはまるでベルトコンベヤーに乗せられた家畜のように次から次へと追い立てられ、アイドルにあいさつする間もない。アイドルの柔らかい手に触れるより、剥がしに触られている時間のほうが長く、見方によっては奴隷商人に扱われる奴隷のようだ。
女性や老人も容赦なく突き飛ばし気味に追い立てる様子も見られた。短時間で握手会をさばこうという意図なのだろうが、ファンに対する仕打ちとしてはあまりにもひどい。大手芸能事務所で剥がしを行った経験のあるスタッフは事情を次のように説明する。
「女性アイドルに限らず、男性アイドルでも同じです。握手会では1日数万人もの行列ができることがあり、やや乱暴ですが流れ作業にしなければ、1日ではこなせません。タレントに負荷をかけない意味もあるので、理解してほしいですね」
その一方で、最近大ブームの「AKB48」は、ファンを大切にする理念から剥がしは行っていない。これがAKB48の好感度を上げた要因のひとつと言われる。彼女らの握手会にも最大2万人が行列するが、総じてマナーは守られており、“剥がし付き”のアイドルグループからAKB48に乗り換えるファンも増えているという。
(以上。元記事より全文引用)
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さて。
大元はヤフーニュースに掲載された、夕刊フジの配信のモノのようです。
リンクはそれを取り上げた(2ちゃんのページを紹介した)ブログです。
ユーザーのリアクションがおもしろいですな。読めるなら、必読です。
ちなみに誰のことを言ってるんでしょうかね?
「一時期より人気は衰えた」と言ってる段階で、ベリキューではないようです。最初から人気の具合は変わってねぇもん。
むろん、アイドリング!!!のことでもないですね。あそこは人気が上り調子でしょうから。
ももクロやスマイレージといった新人系も、除外されますね。
となると…? では次の記述を見てみましょう。
「少女アイドルグループ」……はい、モーニング娘。も消えました~(笑)。アレのどっこにも少女なんていませんからね!
うーん。わからないなぁ~(爆笑)。
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それはそれとして、記事で気になるのは「わずか5秒」という記述ですね。
5秒とか全然長いよね! 「わずか」とか、ふざけんなっ!
下賤の者である僕らが触ったら汚れるんだよ! 腐っちまうだろ白魚のような指がっ!
だから僕らは、神々しく、恭しく、許可をいただいたわずかな時にだけ、その御手に触れさせていただくのだよ。
こないだの真野ちゃんのバスツアーの握手会なんて、はがしの後ろに控えてるスタッフがしっかり5秒数えてたからね!!
まったくもってありがてぇこってすよ。
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いいかい?
アイドルと僕らの間には、絶対的に触れてはならない、超えてはならない、圧倒的な壁が無くてはいけないのだよ。
そういう不文律がわかっていないガッツキとか、認識厨とか、ありていに言って迷惑な人が多すぎるわけさ!
よろしいですか? 壁があるからこそ、それをアイドルと呼ぶのです!!!
握手会に限らずね、ブログのコメントとか、ツィッターとかでさ、
自分を認識してもらったりして身近に感じることができる環境が、今多いじゃないですか?
でも(反語)、アイドルを身近に感じる…なんてのは所詮は幻想なのよ。
しかしながら(反語)、幻想であるからこそ、アイドルは尊くてありがたい存在足りえるわけなのよ。
なのに、迷惑なヲタとか、ガッツキとか、認識厨とか、勘違いな人とかが後を絶たない!
いい加減にしろ!を通り越して可哀そうになってくるね…。
まぁ、アイドル側としては、ヲタの人に幻想をできるだけ強く濃く持ってもらうのが仕事なわけだからして、
そういう意味では、ギブアンドテイクな関係とも言えるような、言えないような感じなんだけどさ。
言いかえれば、あちらさんは「近くに来てくれたような気がする」を売っている商売だしね。
もっと言えば、「恋」みたいな感情を売ってるってことでしょ?
そうなると、ガッツリのめり込んで「楽しんだほうが勝ち」と言えなくもない。
ブログチェックして、コメして、ツィッターやって、フォロワーになって、握手会では認識厨になってガッツいてさ、
金を注ぎ込んで最前チケットを取りまくって、遠征しまくって、目線をもらっただもらってねぇだで一喜一憂して。
しまいにゃ、特攻服とかカッパの着ぐるみとか、スキンヘッドとか、ぬいぐるみを持ち歩いたり、CANバッチで甲冑を作ったりしてね。コンサートでは「まいまいがすき!(桃子たべたぁい!でも可)」って声張り上げてさ。
もう…ちょっと…大人としてどうなのよ? というレベルに達したほうが、正解なのかしれないね。
中途半端が一番良くないよ。
クールなふりしてさ、「いや、自分、そういうのじゃないんで★」とか言ってながら遠征しまくり(でも二階席/笑)とかね。
「アイドル」の魔力なんていうのは、恋に近しい感情の爆発なわけですから。
ぶっちゃけイメクラなわけですから(笑)。
早朝から5時間行列させられたり、安全柵に押し付けられて肋骨傷めたり、サンプラザの前でTシャツ着替えたり、グッズにいいだけ金を使って毎日吉野家とかさ。
それでいて握手は2秒で、話もできないとかね。
一流のじらしプレイと言いますか、羞恥プレイと言いますか。
なかなかのモノですよね。
だから、ドM的精神の元にドップリ浸って「仕打ち」までをも楽しめてないとアイドルヲタはできないのでしょうなぁ。
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げ……それだと、自分はアイドルヲタですら無くなっちゃうんだよなぁ。
なんだろう?
きっと、ただのミーハーだな。うん。
あーーーー!『ラブプラス』がヒットするわけだよ、コリャ(←多分その分析はまちがってる)。
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