ここはじめたばっかりぐらいの時かな、書きましたっけ。
真野恵里菜=ガンダム論。
↓なげぇよ!このリンクを短くするのってどうやるんだろ?
これは「もう一度ハロプロという名がメイジャーになるためには、真野恵里菜が必要である!」という論旨でした。
書いたのは5月の1stコンサートのすぐあと。
それからの大活躍は、記すまでも無いですね。
あの、●ー●●●●。の2009年夏の無駄なメディア露出の割りを食わなけりゃ、もっとメジャー化したはずですがねぇ(遠い目)。
2009年末までの功績を列挙すると、
主演ドラマを2本(東京少女、ポッキー4姉妹)、主演舞台1本(キティ)、地上波テレビレギュラー1本(キティ)、雑誌の表紙は4、5冊…もっとあったか?
んで、写真集2冊、DVD2本、アルバム1枚、メジャーシングル5枚と、なんというハイペースなリリーススケジューーール!
これを大活躍と言わずにしてなんと言う?
じゃあモーニング娘は大活躍なのかよ! と問いたいわけです。
そうそう。年末の賞レースは逃したものの2010年にはゴールドディスクの新人賞をとりましたね。
ホラみなさい。この高性能! この戦績!
ガンダムと言わずして、なんと言いますか!
え? 「ガンダムは戦争を勝利させたけど、真野ちゃんは勝利を掴んでないじゃないか!」だって?
よござんす。いいだけ論じましょう。
★
RX-78ガンダムは、歴史的な「結果」として見たときには、「戦局を変えた機体」だと言われます。
それこそ、「ガンダムが連邦を勝利に導いた!」的な。
しかし、地球にいたころは、シャアにやられ、ランバ・ラルにも負けました。ククルス・ドアンにもボッコボコです。
圧倒したのは黒い三連星くらいなもんで、ゴッグにも苦戦しました。アッガイなんて倒してもいませんよ。
おまけにアニメとして見ても、1979年の本放送当時は打ち切りでしたからね!
いいとこあんまりないんですよ。
さらに言うとね、本当の話ガンダム1機の力で連邦が勝ったわけじゃありません。
うぬぼれるんじゃないアムロくん!って感じですよ。
じつはガンダムって、陸戦型、ピクシー、ブルーディスティニー、4号機、5号機、マドロックにアレックス、フルアーマー7号機とか、そりゃもぅいっぱいあったから! とかツッコむなよ。
そういう話しじゃないんだぞ!
連邦が勝てたのはジオン公国の自滅と、連邦の物量によるものです。
ビグ・ザムの激破、エルメスの破壊、ア・バオア・クーNフィールド(だっけ?)の戦線突破という、
ガンダム=アムロの戦績は、せいぜいが局地戦での勝利でしかありません。
ギャンを倒したり、ブラウ・ブロを倒したり、ジオングを引きつけてたりはしてますが、
じつは戦局そのものには大きく影響はないのです。
せいぜい、連邦軍の侵攻を援護した程度です。
撃墜数に惑わされてはいけません。
ガンダムが起こしたのはパラダイムシフトです。
ザク=MSが戦場の革命であったなら、ガンダムはMSという兵器を進化させたのです。
圧倒的な威力のビーム兵器の小型実用化。
教育型コンピュータの導入。
超がつく汎用性能。
心理的効果までを考慮した外観設計。
いままでのMSには無かった要素をてんこ盛りにした兵器なのです。
空を翔んで、陸であばれて、海にも入れて、宇宙で敵なし。
そんな八面六臂の活躍がジオン兵士をビビらせました。
自軍のエース=シャアと互角に渡り合ったとかなんとか、風評は広がって尾ひれもついて。
しかし。それでも。
ガンダムが戦争を終わらせたわけじゃない。
でも実際は、ガンダムは偉大な戦績を残したMSだと言われている。
歴史とは、事象が過ぎ去ってからの結論ありきで、ものが決定されるのです。
★
ソロでピアノ!
主演ドラマ多数!
舞台公演主役!
映画主演!
テレビ番組レギュラー!
Mステのトリで登場!
乳首疑惑!!
ハロプロらしからぬ新機軸を打ち出し、
一点突破とも言える局地戦での戦いっぷりを見せてくれた我らが真野恵里菜。
どの戦場でも大勝利でした!…とは言いがたいですが、
どこでもかしこでも、その存在感を強くアピールしています。
いままでのハロプロには無かった展開が、とても新鮮であり、僕らに衝撃を与えたのです。
これ、まさにガンダムと同じじゃないですか!!!!!!
何? 「勝たなきゃ意味がない!」だと?
では言いましょう。
今、「アイドル」の冠つけてる女の子の中で、歌ってはほぼオリコンベスト10入りできて、写真集出せて、DVD出せて、お芝居やって、CSとはいえドラマの主演を張れる、
そんなマルチパーパスユーティリティな女の子、他にいますかね?
AKBにいますかね? アイドリングにいますかね?
堀北真希や、綾瀬はるかは、「演技」以外ではどういう活躍でしょうか?
福田沙紀や、新垣結衣、上戸彩の「歌」はどれほど僕らの耳に聞こえてきますかね?
そんな水陸両用MSどもは宇宙にいけません。
あんなGMやボールみたく、群れりゃイイってもんじゃないんです。
たった一機で、起動してしまった。大地に立った。
そして活躍をしている、という現状。
知れば知るほどに、性能の高さと、(ハロプロにしては)革新的な仕事内容。
真野恵里菜ガンダム論とは、「今」という時間軸であるがゆえ成立したのです。
勝ち負けではなく、絶対感ある存在としてのガンダムなのです。
★
この戦いは長いです。
劣勢はまだまだ続くでしょう。まず、主力が死に体ですからね。
戦争終結まで時間かかりますわ。
だから、真野恵里菜は、さらに戦います。局地戦で勝利を続けることでしょう。
すべての結果は、戦争終結後に決まることです。
その時、彼女はガンダムでいるのか。
それとも戦犯でいるのか。
歴史は後から綴られます。
ただ、酸素欠乏症のかわいそうな作曲家(クリエイター)が、クソ曲を「まだまだ使えるぞ~」って持ってこなきゃいいんですけどね(笑)。
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