ハロプロ系のテキストサイトで数少ない「読む価値のある」サイト「フリージア工房」さんの文章で、
今日、僕は本当に涙が出てしまいました。
悔しくて、哀しくて、悲しくて、そして自分が情けなくて。
★
以下、引用しますが、読める人は全文読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/seasonz
ベリキューヲタがメンバーに期待している部分、本来はこうあってほしいという理想から今の℃-uteもBerryz工房も離れてきています。ベリはまだ「面白ソング路線」を肯定するヲタもそれなりにいますから、やっていけなくもない。でも、℃-uteは今後どうする気なのでしょうか?今のハロプロが展開している路線が本当に合っているのか?疑問です。
比較に他のアイドルを持ち出したくないですが、作り手に教えてあげたいのは、℃-uteがやったら良いだろうなあと思える路線を、他のアイドルがやっているという事。それは、ハロプロのアイドルではありません。
そのアイドルは「和」をモチーフにして、チームワークと運動能力を生かした速いダンスを息も切らさず踊っています。下品なダンスやトークもしません。これって、℃-uteの持ち味と被っていませんか? 本来は℃-uteが得意としてやってきた路線ではないですか? 逃げるのはやめて、そのアイドルに℃-uteもストレートで勝負してほしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕はももクロちゃんが出現した時、あれはスマイレージの対抗馬だと言いました。
そして自分がももクロちゃんを好きになった時は、「彼女たちは代価物」だと言いました。
ま、数日でその言をひるがえして、夏菜子ぉ↑にハマったわけですけど(苦笑)。
いや、代価物だなどと言っている自分は、それを逃げ口上にして、
おもしろ路線の℃-uteから目をそむけていただけなんじゃないのかな、と。
フリージア工房さんの記事を読んで、そう、思い知ったのです。
僕は、ももクロちゃんに、かつての℃-uteを重ねていたんです。
全員が仲良しで、おもしろくって、トークがgdgdで、屈託がなくて、努力と根性があって、ダンスがかっこよくて、歌が爽やかで、そして笑顔と汗がキラキラとステージで輝いている、グループのアイドルの姿を。
技術はまだまだつたなくても、何か挽きつけられる魅力がある。
それは常に一生懸命だから。
「放課後のエッセンス」や「忘れたくない夏」の時の℃-uteは、そういうグループでした。
僕は、それが好きだった。
別に、℃-uteには、あのままで居て欲しかった!ってわけじゃなくて、
失われてしまい二度と見ることが出来ないと思っていた「絶対的な輝き」を、ももクロちゃんに見ちゃったんです。
でも、それを認めたくなかった。
「今ちょっと℃-uteを見ることが出来ないし、ももクロちゃんカワイイし、秋ツアーが始まるまでの代わりってことで」
なんつって、自分に嘘をいいだけ付いていたんだと。
℃-uteを認めようとも、見つめもしないで、無自覚に逃げ口上。
あー、そんな自分が情けない。そんな自分に腹が立つ。
なぜなら、自覚することは、すなわち「現℃-uteの否定」だから。
だからずっと、お気楽で無自覚でいようとしたんです。
でも。
でもね。
見れば見るほど、ももクロちゃん…いや、ももいろクローバーというグループが持っている魅力が素敵でたまらなくなってしまったのです。
ただカワイイだけじゃない魅力。
大げさに言えば「希望って名前の光」にすら思えてしまってる、ここ2,3日の自分なのです。
まぁ、ももクロちゃんは、ダンスでコマネチしたり、ミニスカ180度開脚したり、変顔しまくるけど(笑)、それが下品じゃないんだよね。屈託がないんだよね。
★
昔より技術があがって、成熟した「今」の℃-uteに魅力がないかといえば、十二分にあるんです。
ただ、それが正統進化をした℃-uteであれば良かったのですが、
今の℃-uteってのは「変化」の果てに出来てしまったモノだと思うんです。
その「変化」ってのは、舞美の短髪化のような自発的なコトだけじゃなくって、
イメージカラー変更をはじめとする、遺伝子をいじくられた不愉快で不自然なモノなんです。
(3名の脱退・卒業も無関係じゃないけど、この場合は要素として入れないでおく)
ナマモノですから、変化するのは普通だと思います。アイドルグループの停滞は死と動議だとも思います。
フリージア工房さんの言うような「ファンの理想」だけではモノは進まないと思います。ビジネスとしても、アイドルとしても。それは絶対に。
でも、グループの長所を無視して路線変更をして、あまつさえ売れなくなってきている(=ヲタ離れ=ビジネスの失敗)という、今の℃-uteの現状は、何を意味しているんでしょうか?
アイドルをプロデュースして夢を売って行く先ってのは、どこのどなた様でしょうか?
ヲタのお客様なんですよ。
★
ただ、僕はフリージア工房さんほど、「ダンバコ」は嫌いじゃなくないんですけどね。
たしかに歌詞が下品なところは鼻につくし、℃-uteはこの路線である必要はないと思ってるし、まったく好きじゃないです。
これを歌っている℃-uteには、違和感はあります。ずっとあります。
でも、しみったれた曲やなんかよりは、楽しい曲のがイイんだもの。
それは、本能というか現場至上主義だから。
あのLALALAだって、ライブで楽しいから陽気だから好きになれたんですから。
まぁ、LALALAとダンバコでは本質的に持っている「陽の気の質」がちょっと違うかなーって思うけど。
★
僕は「推し変」という言葉が嫌いです。
別に、こっちを好きになったからって、あっちを切る必要はないじゃんか。
そう思ってます。
ただ、自分の心が現℃-uteを否定しているのなら、それは話が別かもしれない。
ならば、真正面から立ち向かう時が本当に来たんだなぁということです。
春ツアーの感想で、僕が「ちゃんと℃-uteと向き合いたい」と書いたのは、無意識でしたけど、こういうことだったんだな、と。
「楽しー!」とか「かわいいー!」とかの感情とは違う、「好き」の根幹は、何でどこなのか。
果たして「飽きた」だけなのかどうかを、この秋ツアーで見極めようと思います。
秋だけに、飽きたかどうかを…。ホラ、秋だけに。
ヽ(`Д´)ノもういいよ!
最近のコメント